筋肉がしっかり緩む刺激について
刺激に関しては食事の味の好みと一緒で人それぞれ好みが別れます。
例えば強刺激と聞くと好きな人もいますし、苦手な人もいます。
強刺激が好きな人は『強刺激じゃないと揉んでもらった感じがしない』でしょう。逆に苦手な人は『強刺激だと次の日揉み返しがひどくて…』という方もいます。
もちろんここでは強刺激がいいのか悪いのか、という話はしません。
当院では『痛気持ちいい刺激量』で施術しています。
ではなぜ痛気持ちいい刺激かというと、筋肉がしっかり緩み循環も改善され、結果として効果も長く持続するためです。
筋肉の緊張状態というのは交感神経が優位です。そして血管が収縮している状態も同じです。筋肉を緩めるには血管を拡張して血液を送らないといけません。筋肉が緩んだ状態や血管拡張した状態は副交感神経が優位になります。
そのため筋肉に加える刺激によって交感神経優位から副交感神経優位に切り替わる様に筋肉に刺激をいれながらもリラックスできる刺激で入力する必要があります。
そのため痛いけど気持ちいい刺激量というのは筋肉にしっかり刺激が入った上でリラックスできる刺激になります。
もちろんお身体の状態で刺激に対して過敏に感じたり鈍く感じたりというのはあります。
整体や整骨院に通っているけど中々症状が改善しないという方は刺激の質にあるかもしれません。